年間1,000名以上の経営者に会い続ける杉浦さんに聞いてみよう!〜DIG TOKYO イベントレポート vol.1〜

今回は主催DIGの顧問でもある代表世話人株式会社の代表杉浦氏をお呼びし、人づくりや人生設計に大切なことを中心にお話をしていただきました。イベントの詳細はこちらをご覧ください。

 

人に寄り添い、人をつなげる「世話人業」

杉浦佳浩氏は「世話人業」を掲げ、経営に対して包括的なアドバイスから、個人に対して生き方の相談などその内容は驚くほど多岐に渡ります。相談に来る人たちは、メガバンクをはじめ上場企業が多数並びます。経歴では、証券会社・キーエンス・住友海上を経て、独立をされました。

自己紹介の部を通して伝わってくることは、すごく謙虚で物腰の柔らかい人柄です。ご自身のチャームポイントとして「NOHAIR」をネタに参加者に笑いを誘います。途中、仕事の都合で抜ける人がいれば「時間は大丈夫ですか?」と気を遣われました。

人生に対する問答をしていく中で語られたことは、環境変われどやることの本質は変わらないということです。本質を丁寧にすくい上げて人に価値を提供する姿勢が、人を近づけ関係を長く続けられる在り方なのかもしれません。

 

 

杉浦さんは仕事とどう向き合ってきましたか?

参加者
「杉浦さんにとっての仕事とは?」

杉浦氏
100年前、200年前はどうだったのか、ということを考えています。例えば農家で言えば、「今日はミーティングがあるから畑には行かない」というわけにはいかないわけです。

ライフバランスという言葉が出てきましたが、そう言われるとバランスを取らないといけないと意識が働いてしまうと思います。でも必ずしもバランスを取る必要はありません。

スペインの400年前は大航海時代でした。当時の生活は大酒に昼寝が当たり前でした。

型にとらわれ過ぎず、楽しめるように働き、楽しむために働くことが大事だと考えています。そうやって理想の人生に近づいていくのがいいんじゃないでしょうか。

姿勢の話をするのであれば、キーエンスでの教育が根底にあります。

キーエンスは、日本一給料が高いことで知られますが、優秀な人の集まりではなくしっかり丁寧に教育を積み重ねることが企業の背骨となっています。営業であればロープレ、ロープレ、ロープレの積み重ねになります。だから、コツコツと続けられる人が重宝されます。

経営者に会い続けること、本を読んで人におすすめすること、記事を自分で書いて投稿することを続けていますが、継続できることしかやりません。継続できないことはやらないのです。

これは難しいことではなく、毎日ではなく毎週にしたりたまにちょっとだけ手を抜きながらであれば、誰でも取り組めることだと思います。

私自身は大した人間ではありませんが、30代に折れずにやってこれたのは「社外上司」を何人もつくったことにあると思います。

当時の上司とはぶつかることがあり、話が合わないのだから相談できる社外上司を持ちたいと考え、実際に何人かにお願いをしました。その中にはローソンの社長だった方もいらっしゃいます。

そのような「腹を割って話せる関係」は、みなさんの力になってくれます。だからこういう(DIG)オープンスペースで、家族と会社以外のコミュニティはサードプレイスとして使われるとよいと思います。

 

 

人づくりする上で意識していることは何ですか?

参加者
「人づくりではどんなことを意識していますか?」

杉浦氏
「演じる」という考え方を持ってもらいたいです。映画「トゥルーマン・ショー」では、主人公の生活の一部始終が密かに撮影されているわけですが、私の人生はまさにあのような感じです。

上司と部下であれ、夫と妻であれ、良い自分を思い描き演じることです。良い上司はどんな人物かを普段から思い描くようにし、1つ1つの行動にも反映させていくのです。

会社の関係の上で我慢をしてしまい、疲弊してしまう方もいらっしゃるかもしれません。利害関係がある内は真面目なサラリーマンを演じないといけないかもしれません。そのためにも、先に行ったような「サードプレイス」で腹を割って話す場がみなさんを支えてくれると思います。

お一人お一人と向き合うときは「美点凝視」を心がけております。その人の良い部分だけをとにかく引っ張り出すのです。私は人の良いところを探すのが得意でもありますが、漏れなく全ての人が素晴らしいと思っています。そう思うように心がける必要があります。

私は56歳になりますが、今の私が感じる「60歳以降も活躍するために必要なもの」を話してみようと思います。いままでやってきたことは無にならないということを知っておいてください。年齢も関係ありません。

社外ネットワークを築いておくとよいと思います。相談することができたり、会社を辞めるときに自分を売り込むことができたりするからです。幸運なことに私はたくさんのつながりを持っていました。

繋がりをつくるためにたくさんのお金は必要ありません。今日私がこの会に関われてこうしてみなさんと顔を合わせられたのも、講演者としてコミュニティのイベントに参加をしているからです。昔であれば「どうやったら運営側に回れるか」を考えていました。参加者以上の情報を得ることもできます。

DIGの京都でのイベントで耳にした言葉ですが「日本全国の会社員は帰宅部に所属していると思う」はとても共感します。余暇にどんな使い方をすべきか考えてみてください。こういったサードプレイスの参加はとてもおすすめです。

私は年に1000人以上の経営者とお会いしており、1日に10件のアポイントがあることもあります。関係ができている人に限りますが「15分でもいいからお願いします」とお声をいただくこともあります。

自分でお声がけをするのはせいぜい2割で、残りの8割はお願いをされるケースです。これからも「会ってください」に応え、人と人を繋げる世話人として活動をしてまいります。

 

編集後記

講演の依頼に対し、ご縁に感謝をし快く引き受けてくださったそうです。「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」はこれかと思うばかりでした。目の前の人に配慮し自分の価値を最大限発揮せんとする姿勢はどうやっても言葉では表現できません。ぜひお会いしてみてほしいです。HPやFacebookをチェックしてみてください。

他にも「キーエンスでは社長を社責と呼ぶ。社長の責任を果たせているかどうかの意味が込められている。」「尊敬してやまない3人と柴田雄平(DIG代表)の魅力」など、他では聞けないお話ばかりでした!
(DIGの会員であれば、講演の一部始終を無料で視聴が可能です。DIGの申し込みはこちらから。)

 

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主催《DIGとは》
DIG – Do it globally –
日本全国に仲間を作る価値共感型コミュニティ

場所や時間にとらわれない自由な働き方が広まりつつある昨今。
私たちDIGは、多様な価値観やスキルを持ち、全国各地で活躍する仲間と、新たなビジネスを生み出しています。

仕事の受発注だけでなく、趣味や遊びでつながる場も多く創出。
違いを尊重し、得意をかけ合わせ、信頼し合えるコミュニティを目指しています。

2019年7月時点で、DIGのメンバーは58%が経営者やパラレルワーカーです。経営者から学生まで、10代〜50代の経歴も年齢も違った人びとが集まりました。

拠点を全国各地に持つことにより、都市から地方へ・地方から都市へとビジネスの幅を広げ、自由な働き方へ近づくきっかけを提供していきます。

 

(文責・松澤直輝)

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